技術

下水道を取り巻く現状

●下水道の役割と効果

下水道普及率72% 例えば、日本の人口約12,700万人ですから約9,000万人が使用していることになります。また、下水道管路を一本に繋げると約40万km、地球と月の距離とほぼ同じです。

社会生活を営む中で排出された汚れた水は、下水道管路を通って、下水処理場まで行きます。下水処理場は、全国に約2,000箇所あります。毎日汚水処理をして、きれいな水を放流しているので、川や海はきれいになっています。
また、雨水の迅速な排除も下水道の役割で、浸水被害を抑える効果があります。

●問題点と課題
合流改善
油は下水道の悪臭やつまりの原因になります。大雨の時、処理されずに川や海に流れ出て、水環境を悪化させます。
地震被害
大地震の時、マンホールが浮上し緊急車両の妨げになったり、トイレが使えなくなるなど、ライフラインの機能が失われます。
老朽化
下水道管路施設(約40万km)の中には経年変化で、亀裂が発生して道路の陥没原因になるものもあります。
●これからの維持管理

上記のような問題点に関わる重大事故は、実際に発生しています。

今までは、事故が起きてからの対応(発生対応型維持管理)に終始しており、膨大な費用が掛り、周辺住民にも大きな影響を与えています。

下水道管路は法定耐用年数50年と言われています。戦後、高度成長期に急速に下水道の整備が進み、その時の施設が、今まさに、耐用年数に達しています。

今後は、事故を未然に防ぐための維持管理(予防保全型維持管理)にシフトしなければ、安全を確保することは出来ません。

管清工業は、以下のキーワードを重視し、下水道管路施設の維持管理に努めます。

ライフサイクルコスト
建設~供用~廃棄に至るまでの合計費用を、供用期間で割った金額
ストックマネジメント
ライフサイクルコストが最小になるように事業を制御・管理すること
包括的民間委託
民間企業が、特定区間を複数年、創意工夫を生かした効率的管理を行い、ストックマネジメントの手法を考慮した施設の延命化を遂行する。

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